「私は麦100%。大分むぎ焼酎二階堂」。脳内でGreensleevesが再生される。

行き先
コーンウォール イングランド南西端の典礼カウンティかつ単一自治体である。連合王国の最も南および西に位置し、コーンウォール州とも呼ばれる。 ・独自の文化や言語、帰属意識を持った地域であり、イングランドの他の地域とは趣を異にしている。
【 日程 】
2019年8月14日~8月18日 
【 滞在先 】
カービス ベイ & スパ ホテル(Carbis Bay and Spa Hotel)
● トロピカルガーデンに囲まれたCarbis Bay Hotelは、素晴らしい海の景色を望むエレガントなホテルです。受賞歴のあるレストランを併設しています。「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟しているカービスベイビーチに直結しており、美しいセント・アイヴスまでわずか2.4kmです。
【 宿泊費 】
¥81,066
【 往復交通費 】
¥49,727~ 
<飛行機 乗り継ぎ便 /1 か所以上の経由地有 15 時間25 分~(待ち時間含む)> (Google調べ)
【 観光スポット 】
●ペンデニス城
●Cornish Seal Sanctuary
●The Lost Gardens Heligan
●ティンタジェル城
●ナショナル・トラスト – コートヘル
●ペンジェーリック・ガーデン
●ホウ・パーク

またサウサンプトンに出張に来ている。出張ついでに先週は数日休暇を取り、イギリス南西部のコーンウォールに出かけた。学生時代にマスターキートンを読んで、一度は行ってみたいと思っていた場所である。

起伏に富んだ土地で、ドライブしていると壊れた教会など、古びた石づくりの建物が点在している。なぜか「大分むぎ焼酎二階堂」というフレーズを想起してしまうような、牧歌的かつノスタルジックな風景が素晴らしい。

西の最果てはLand’s Endと呼ばれており、さぞ寂しげな所なのでしょう、と思っていたら、「いらっしゃいませ!!」という土岐アウトレット的なノリだったのでガッカリしてしまった。やっぱひとときの風情よりも日々の商売だよね。

宿はキートン先生ゆかりのSt. Ivesという海辺の別荘地にした。何度も読んだあの「瑪瑙色の海」を見ながら温水プールに浸かりビールを飲んでいると、「キートン先生と比べ我の何と浅ましきことよ」、と一瞬嘆かわしくなったものの、すぐ「浅ましいのも悪くないな…」と気をとりなおしたりした。

観光地の岬ではキートンが木さじで作ったあの投石器を使っておじさんがボールを投げ、犬の訓練をしていた。チャーリーと出会ったメガリスの丘も探してみたが、あんな場所はSt. Ivesのどこにも無いと言い切れる。世界中のメガリスを検索できるmegalithic.co.ukなるサイトでつい調べてしまったから間違いない。

しかし行くには車でないと行きづらいくせに、着いたら着いたで駐車場がなくて不便という理不尽な町であった。所々道が狭くて坂も多く、おかげさまでマニュアルレンタカーでの急な坂道発進も、もはや余裕である。


・「別荘組が気にくわないからってタイチにそんな目を向けるんじゃない!!」の別荘と「瑪瑙色の海」


・「風の強い場所では、銃より原始武器…たとえば投石器の方がはるかに有利な場合があるって教えたでしょう。」の投石器