*** ご心配をおかけしております。まだ生きております。 ***

一応記録しておく。火事と喧嘩は江戸の華というが、パリでも似たようなものである。仕事が終わって最寄り駅に着いたら、通りが群衆で溢れ返っており、警察が交通規制を敷いていた。何事か、と思ったら建物の間から巨大な炎が見えた。これはどうもまずいことになった、と急いで家に帰ると、家族は呑気に夕餉の支度をしていた。なにしろ家から歩いて30秒で見えるので、状況把握のため泪川沿いに行くと、大勢の野次馬が密集していた。あれほどインパクトのある火事はなかなかお目にかかれないだろうから、無理もない。もったいない…としか感想が出てこない。土曜のデモの日ではないので、単なる事故だろうとは思ったものの、久々に肝を冷やした。今朝遅れて小雨が降っているが、既に火は消えている。しかしフランスは何かと踏んだり蹴ったりですな。

 

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